2014年5月18日日曜日

KORG KRONOS X レビュー2(nanoPAD2の接続)

KORG KRONOS X のレビュー2です。

nanoPAD2 の接続
KRONOS X には、PCと接続するための USB B端子以外に
USB A端子も付いており、外部の USB MIDIコントローラーと
連携が可能です。
 
nanoPAD2 と繋いでみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
液晶画面の左上に置いてあるのが nanoPAD2 です。
USBケーブルで繋ぐと、すぐに使えるようになります。
 
ポイントは、KRONOS X と連携する場合と、
nanoPAD2 単体で使用する時で挙動が変わることです。
 
以下は、公式サイトより引用した文章です。
 
KRONOS Xは、USB MIDIコントローラーを、本体に直接接続して使用することができます。例えばコルグmicroKEYを、ピアノ・タッチ鍵盤のKRONOS-73や88に接続し、シンセ・タッチのキーボードとして演奏することや、コルグのパッド付きUSB MIDIコントローラー(nanoPAD、nanoPAD2、 padKONTROL)を使うと、接続するだけでパッド1-8が自動的にKRONOSのバーチャル・コード・パッド機能に対応し、ドラム・パッド演奏、コード・トリガー演奏、コード・モード演奏でのコード切り換えなどが可能になります。
 
要するに、KRONOS X のバーチャル・コード・パッド機能の操作が、
nanoPAD2 に割り当てられるということです。
 
バーチャル・コード・パッド機能は、
以下の操作で呼び出すことで使用できるようになります。
 
COMBIモードの場合:EQ/Vector/Control → Pads
PROGモードの場合:Common → Pads
 
最大8個のノートとベロシティを設定しておき、
液晶画面をタッチすることで設定したコードが鳴る
「コード呼び出し機能」です。

コードを8つまで設定可能で、
nanoPAD2 の上段8個のパッドと紐付きます。
 
下段8個のパッドについてですが、
単音が設定されていました。
 
おそらく上段のコードの構成音のどれかが鳴っています。
 
X-Yパッドは上段のコードと
下段の単音が混ざってすごいことになります。
 
肝心の MIDIについて、上段パッドは
設定したコードの通りに MIDI OUT しますが、
下段パッドと X-Yパッドは、認識しませんでした。
 
あくまで、バーチャル・コード・パッド機能の
補助コントローラーになるようです。
 
nanoPAD2 本来の使い方でKRONOS音源を録音したい場合は、
回りくどいですが、nanoPAD2 で DAW のMIDIトラックに入力、
それを KRONOS X に MIDI IN して処理することになりそうです。
 
あるいは、パッド・コントローラーのサポートが働かないものを使用します。
KRONOS X のパラメーターガイドによると、以下がサポート対応機種なので、
それ以外のコントローラーなら、単体使用時と同様に使えるようです。
 
・nanoPAD、nanoPAD2
・microKONTROL
・padKONTROL
・KONTROL49
 
ちなみに KRONOS X は、パラメーターガイドだけで、
1000ページ以上あります。おそろしい…

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