2014年11月20日木曜日

BOSS BR-1200CD レビュー2

BOSS「BR-1200CD」のレビュー2です。
Vトラック
BRシリーズには、Vトラックという
仮想トラックがあります。

BR-1200CD は12トラックの MTR ですが、
1トラックに、16のVトラックが存在します。

このVトラック一つ一つに録音が可能です。
つまり、12トラック × 16Vトラックなので、
192トラックが使用できます。

機器本体をパッと見ると、トラック数が
足りなくなるか心配になりますが、問題ありません。

イメージとしては、12段の本棚があったとして、
その1段1段に本が16冊入るような感じです。
段=トラック、本=Vトラックです。

ちなみに、Vトラックの数は機種により違ってきます。
例えば、BR-600 は8トラックで、Vトラックも8なので、
使用できるのは 64トラックになります。

なお、MTR にはバウンスという機能があり、
複数のトラックを一つにまとめることができます。

まとめればトラックが空くので、
編集が完了したトラックからバウンスしていけば
使用できるトラックは尽きません。


接続端子
接続端子は、USB、MIDI、LINE、MICなど
一通り揃っています。

ギター、ベースはシールドケーブルで
直接繋げるので、すぐ録音ができます。

この手っ取り早さが MTR の利点です。


音源
一応ベースとドラム音源が内蔵されています。

エレキベースとスタンダードなドラムの音色で、
他に種類は無く、これらのみの一択です。

ベースやドラムは MTR を操作してのリアルタイムレコーディングや
ステップレコーディング(打ち込み)が可能です。

ベースシュミレーターがあるので、
エレキギターを持っていれば、弾いた方が早いですね。


エフェクト
ギター用のエフェクター GT-6 や、
ベース用のエフェクター GT-6B を継承しており、
オーバードライブやディストーションはもちろん、
ワウ、トレモロ、ディレイなども使えます。

録音した音の編集についても、リバーブ、コーラス、
ディレイ、コンプレッサー、リミッター、イコライザー、
ノーマライズなど、ほぼ揃っています。


MIDI
MIDIキーボードでベースとドラムを打ち込んだり、
リズムマシン、シーケンサーとの同期が可能です。

また、MIDIフェーダーとしても使えるので、
DAW のミックスダウン時にも使えます。

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