2015年11月11日水曜日

KORG KRONOS X 鍵盤に「1日だけ」不具合が起きた

KRONOS X 88(RH3)の鍵盤に、1日だけ不具合が起きました。
 
不具合
先日、KRONOS X で演奏していたところ、
G3 と A3 鍵盤の上半分が急に重くなりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
赤いラインの辺りです。
 
通常なら白鍵の奥の方も難なく押し込めますが、
グッと力を入れないと弾けなくなってしまいました。
 
左手で「C7」のコードを抑えようとすると、
人差し指の G3 鍵盤だけビクともしません。
 
そのくらい重い…というより硬くなっています。
 
何といいますか、最初だけ引っ掛かる感じで、そこを
越えると通常通りストンと鍵盤が落ちるという現象です。
 
そして、打鍵音もおかしくなりました。
 
正常な鍵盤を弾いて離すと「ゴッゴンッ」と鈍い音が
しますが、2つの鍵盤だけ「ガッガチャッ」と鳴ります。
 
使い始めて約2年半なので、経年劣化ではないし、
どうしたものかと考え、とりあえず鍵盤を連打したり、
色々調べたりしたのですが分からず一旦放置することに。
 
 
直った
日を改めて弾いてみますが、やっぱり直っていない。
(当たり前)
 
そして、キーボードスタンド上で KRONOS X の
位置を意味もなく微調整したところ直りました
 
G3 と A3 の鍵盤は、一瞬にして他の
鍵盤と同じ挙動に戻ったんです。
 
 
原因
おそらくですが、私の KRONOS X の軸?
フレーム?が少し歪んでいたのだと思います。
 
このブログを書いている数週間前に引越しを
したのですが、KRONOS X は縦置きの状態で
業者さんに運んでもらいました。
 
購入時の箱に入れてではなく、業者さんが
用意してくれた梱包用の布で本体を包み
縦置きにした状態です。
 
今まで2年半普通に使っていて、急に今回の
現象が起きたとなると、疑うのはそこしか
ないだろうなと。
 
そして、位置調整の際に、うまい具合に
矯正できたんだと考えています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
思えば、この置き方も本当はよくないんでしょうか。
 
KRONOS X は 4本足のキーボードスタンドに
載せていまして、ご覧のように四方の足ではなく、
本体がそのままスタンドに載っています。
 
スタンドの幅が足りないんですよね。
 
大きめの机があればいいんでしょうが、存在感の
ある物はこれ以上増やしたくないと思っていまして…
 
ともあれ、88鍵シンセを修理に出すのは
とっても面倒なので直ってよかったです。
 
急に鍵盤の調子がおかしくなった方は、
「歪み」を疑うといいかもしれません。
 
追記:
やはり設置面が両端だけなのはダメみたいです。
ただ、不具合が起こるまでの経緯からして、引越し
の際の運搬も要因の一つだと考えています。

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