2016年2月15日月曜日

USBケーブルを購入する際の注意点(電子キーボードの場合)

電子キーボード用の USBケーブルを購入する際の
注意点についてまとめます。

今回は、便宜上電子キーボードという言葉を使っています。
これには、シンセサイザー、ミュージックワークステーション、
電子ピアノなどの電子鍵盤楽器が含まれています。


ABタイプ
以下は YAMAHA の Q&A です。 
 
接続例にある通り、電子キーボード側の端子はほとんどが
Bタイプで、PC側は Aタイプになるので、「ABタイプ」の
ケーブルを購入することになります。


USB2.0
投稿日現在、電子キーボードの USB規格は「2.0」が主流です。

2.0 と 3.0 の違いについての詳細は、比較しているサイトが
いくつかあるので割愛させていただきますが、一番の違いが
「端子の形状」です。

2.0 の B端子 → 3.0 の B端子差込口への接続は可能ですが、
3.0 の B端子 → 2.0 の B端子差込口への接続はできません

イメージとして、2.0 は通常のコンセントプラグで、
3.0 は 3本のコンセントプラグといった感じです。
※3本のコンセントプラグ=アース付き

要するに、物理的に挿すことができません。

ですので、「数字が大きい方が性能が良さそう」と 3.0
のケーブルを買ってしまうことがないように注意します。

キーワードは「USB2.0」です。

電子キーボードは、メモリー容量などを見ると分かる通り、
処理装置のスペックが PC よりワンテンポ遅いです。

今後は 3.0 に進んでいくとは思いますが、従来の端子の
形が浸透してしまっているので、もうしばらくは注意が
必要になるかと思います。

余談ですが、3.0 の A端子は内側が青色になっています。

青とそれ以外の USB端子が付いている PC をお持ちの
方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これは、3.0 と 2.0 が混在するためです。

「周辺機器と接続したけどうまく動作しなかった」という方は、
この辺りの互換性がうまくいっていない可能性があります。

ケーブルを見直したり差込口を変えると、
もしかしたらうまくいくかもしれません。


ケーブルの長さ
電子キーボードのマニュアルの中には、USBケーブルの
長さについて明記されているものがあります。

「3メートル未満のケーブルをご使用ください。」
といった感じです。

ケーブルが長すぎると接続を認識しないという話も
聞くので、やはり 3メートル辺りが無難でしょうか。
私もとりあえず 3メートルのケーブルを使っています。


まとめ
「ABタイプ」「USB2.0」「3メートル未満」。
この 3つを頭に入れておけば失敗しないと思います。
 
なお、上記の内容は投稿日現在でのまとめに
なりますので、その点はご了承ください。

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